家庭を持って自立したら考えたいマナー、「お歳暮」を贈るべき相手は?
核家族化が進み、新婚カップルだけの家庭が増えるにしたがって「冠婚葬祭」や
「季節」に関する行事やマナーへの関心が薄くなっています。
しかし、年末に感謝の意を表す「お歳暮」は気持ちから行うこともあり、
まだまだ根強い習慣です。
では、あなたが家庭を持って独立したら、どんな人にお歳暮を贈るべきでしょうか?
アンケートデータバンクでは
「お歳暮を誰に贈っていますか?」
についてリサーチをしました。
(回答数は901件、うち女性568件・男性333件)
自分や家族を取り巻く人たちを思い浮かべて、贈り相手を選ぶ参考にしてください。
離れて暮らす両親や、義父母へ思いやりを届けたい・・・1位は「親」
最近は同居をせずに、夫婦で新しい家庭を築くことが増えました。
共働きで忙しいカップルも多いことでしょう。
そんな背景もあってか、お歳暮を贈る先として「親」を挙げた回答が
1位(38.0%)となりました。
「女手ひとつで育ててくれた感謝を込めて、毎年母に贈っています。
母の喜ぶものは何だろうと考えるのは毎年の楽しみの一つですね」(20代・女性)
「妻の実家です。私の父母はもう他界しています。喜んで受け取っていただける
嬉しさを感じつつ、毎回悩みながらですが選んでいますね」(50代・男性)
と、義務感からではなく思いやりをこめて贈っている人が多いようです。
また、年末年始は里帰りや訪問の機会でもあります。
「親だけに持って行きます。年末に顔見せしながら」(50代・女性)
絵は、涙点を持つことができますか?
「実家の両親と旦那の義母へ送っています。義母は家が近いので、
食べ物を持って行きお酒を飲みながら一緒に食べます」(20代・女性)
両親・義父母に一番喜ばれるのは、お歳暮以上に"元気な顔を見せる"ことなのかも
しれませんね。
2位は「親戚」、あなたは何人の親戚と深くお付き合いしていますか?
年間を通じて会う機会がある、両親以外の親戚が何人ぐらいいますか?
結婚相手の兄弟家族、自分の叔父さん・叔母さん、お互いの祖父母など・・・
今どき親戚づきあいなんて古いと思うかもしれませんが、冠婚葬祭の機会を通じて
助け合う機会もあるはず。
お歳暮を贈る相手を「親戚」とした回答が2位(18.6%)でした。
「父方の慣例で、必ず親族同士では贈り合います」(30代・男性)
「主人の親類には送っています。もう少しお給料が上がったら、
友人や私の親類にも送りたいです」(30代・女性)
このように、しきたりや体面を重んじる親戚を優先して贈るケースも。
配偶者の親戚たちがお歳暮を贈りあっているかどうかを、さりげなく聞いておくと
いいでしょう。
「叔母です。子供を時々預けることがあるので」(30代・女性)
「身内に送っています。特に祖母には、元気でいてほしいという願いをこめて
『おいしくて新鮮なもの』を送るように心がけています!」(20代・女性)
感謝や思いをこめたお歳暮は、もらった相手も嬉しくなると思います。
特に祖父母は、いつまで経っても孫が可愛いもの。
積極的に贈ってみてはいかがでしょうか?
あなたはスペイン語でアマンダをどのように言うんだ
サラリーマンは3位「会社関係」、自営業者は6位「取引先関係」をチェック!
「最近までは会社の上司にも贈っていましたが、コンプライアンスが厳しくなり
やめました」(60代・男性)
かつてはマナーとして定着していた上司へのお歳暮ですが、
近年は「コンプライアンス(法令遵守)」の名の下に、廃止する会社が出てきているようです。
それでも送り先として「会社関係」は3位(15.3%)に入りました。
必ずしも現在の仕事に関係がある人ではなく、過去の上司に贈るケースもあるようです。
「主人が入社当時お世話になった上司の方へ、毎年2回送っています。
定年退職されていますが今でもお付き合いさせていただいており、お酒が
大好きな方なので日本酒をお送りしています」(30代・女性)
「地方勤務時代に、実の親のように親身になって私を教育してくれた上司。
その方のおかげで今の自分があり、年に1回くらいは感謝の気持ちを
表現したいという想いから毎年贈っています」(30代・男性)
と言った、心温まるコメントがありました。
過去の感謝の気持ちを表す機会として、お歳暮をとらえているのが素敵ですね。
一方、自営業の人にとっては、営業先や仕入先などは重要な相手。
「取引先関係」にお歳暮を贈るという回答は、6位(4.9%)。
「税理士と店舗の大家」(40代・男性)
「請負先と顧問税理士さんです」(30代・女性)
と、スムーズに仕事を続ける上で必要な人に贈る傾向があるようです。
中小企業などでは、大口の得意先に会社から贈る・もらうケースも。
もし社内でお歳暮の担当になったら、送り状やお礼の仕方についてのマナーを
勉強しておきましょう。
あなたはものかどうかを行うことができると信じているかどうか、あなたは正しいです
4位は「お世話になった方」5位は「友人」・・・今年は誰に贈りますか?
お歳暮の基本は「今年一年の感謝を表す」こと。
家族や親戚はともかく、その年によって「お礼を言いたい相手」に変化があるのは
当然です。
4位は「お世話になった方」(5.4%)。
「その年に一番お世話になった方へ」(30代・女性)
「本当に心から自分がお世話になった、と思える人」(30代・男性)
結婚・就職・転居などに伴って、人間関係に変化があった年は「お世話になった人」が
増えたり減ったりしているもの。
ぜひ、この1年を振り返ってみてください。
意外と多かったのが5位に入った「友人」(4.7%)
「付き合いの長い友達」(20代・男性)
「人生の恩人と言える友人に」(70代・男性)
と、儀礼的なものではなく消息を知らせる機会として用いられているようです。
人間関係は努力しないと続かない一面あります。
本当に大切な友人と、お歳暮という形で縁をつなぎ続けるのもいいものですね。
その他「仲人」「恩師」「習い事の先生」など、感謝したい人を数えてみよう
回答を整理すると
1位 「親」 38.0%、 2位 「親戚」 18.6%、 3位 「会社関係」 15.3%、 4位 「お世話になった方」 5.4%、 5位 「友人」 4.7%
となりました。
その他、少数意見では
「仲人さん。すでに『死語』になりつつありますね」(30代・女性)
「26年お世話になった、書道の先生」(30代・女性)
「以前に大手術をし、命が助かりました。その手術を執刀していただいた先生に、
毎冬送っております」(60代・男性)
「子どもの塾の先生」(30代・男性)
など、それぞれに感謝を表したい人に贈っているという回答がありました。
人間関係が薄くなっていく現代だからこそ、見直したい「お歳暮」の習慣。
この一年を振り返りながら、感謝を伝えたい人を思い出してみてはいかがでしょうか?
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(データ概要) 調査主体 :アンケートデータバンク 集計期間 :2006/10/18〜2006/11/19 集計場所 :協力サイト上 対象者 :サイト訪問者 質問内容 :お歳暮誰に贈ってますか? 回答数 :901 (女性 568 男性 333) データ形式:エクセル2003で作成 販売価格 :1,050円(税込)
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