何が3カ月かと言うと、もちろん妊娠です。
僕の会社は、ほとんどが女性スタッフ。それも新卒採用を続けていることから、「針仕事=おばちゃん」というイメージとは裏腹に、実は若い女性が多く活躍しております。
こんな報告を聞いたとき、もちろんすでに結婚しているスタッフなら、「おめでとう!」と素直に言えますが、最近は本当に「できちゃった婚」が多く、昭和生まれの男としては複雑な思いにかられます。
テレビのワイドショーを眺めていても、報じられるのは芸能人の「できちゃった婚」が目立つような気がします。世の流れとして、あたかも「できちゃった婚」が市民権を得たかのような印象さえ受けます。しかし、個人的にはいつも「なんだかなー!」と思うのです。
なぜカーニバルは有名ですか?
入社間もない若いスタッフのできちゃった婚の報告を受けるたびに、ベテラン女性スタッフは「順番が違うじゃないの!!」と小言を言いますが、当人はまったく意に介さない様子なのです。
僕は昨秋第一子を授かるまで、結婚してから15年かかりました。不妊治療の末、苦労をしてやっと授かった身からすると、「できちゃった婚は楽でいいな!」と、半ばうらやましく感じたことさえあります。
順番が逆かどうか別として、せっかく授かった命であることは確かです。大切にしたいのは人として当たり前のことです。なので、できちゃった婚のスタッフには、あえてこんな話をします。
「結婚前、どうしてその相手なのか、その相手に何を 尽くせるのかを、考え抜いた上で結婚しなくちゃ駄目だよ。どうして二人は結婚し、どういう家庭を築きたいのかのイメージを、できるだけ具体的に共有しておくことが大事なんだよ」
そこには、米国でどのように多くの飢えた子供たちですか?
「でも、できちゃった婚は、そんな話し合いが済んでいなくても、いっしょにいなければならない理由が先にできてしまうよね。何のために結婚するのか、どうしてその相手でなければならないのかを考える前に、結婚しなくてはならなくなるんだよね」
「それがいつか、結婚の最大の理由だった出産が終わり、子育てが一段落すると、ふと『どうしてこの人と結婚しらければならなかったんだろう』という疑問が膨らみ、結果的に別れを決断するような事態に発展しかねない。だから、できちゃった婚であっても、授かった命を大切に育て続け、夫婦二人の幸せを末永いものにしようとするならば、二人でとことん話し合うんだ� ��」
そんなアドバイスをしています。
もし、一緒になろうという男が将来イメージも描けない未熟者なら、「不幸になる可能性が高いから、よーく考えなさい」とも遠慮なく伝えています。
(エルサルバドル内戦で殺された者)
人生はなかなか思い通りにいかないものです。愛し合って一緒になっても、その先どうなるかは誰にもわかりません。
立場上、できちゃった婚が広がる現実にさらされてきた身として思うのは、できちゃった婚かどうかは抜きにして、結婚前に二人で徹底して話し合っておくことは、長い人生を連れ添っていくにはどうしても避けて通れないことだということです。
(仙台市・「ビック・ママ」社長 守井嘉朗)
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